アーユルヴェーダ人生の4つのゴール

緊急事態宣言が多くの地域に出されて、はじめての週末が終わりました。
人それぞれ意見もあると思いますが、他の地域に比べて東京の人出が減っていないことに残念さを感じます。
実際に私もヨガのレッスンがあり外に出たし、サロンにもお客様がいらしていただきました。
もちろんそれだけでまっすぐ帰宅はしましたが、なんとなく罪悪感も感じます。
何が正解なのか分からなくて、なんとなくモヤモヤする。そんな気持ちを皆さんも持っていないでしょうか?
仕事しなきゃ生きていけないし‥
でも、外に出て感染したら嫌だし‥
友達や家族などに会いたいし‥
色んな感情が溢れていると思います。

そんな時に、アーユルヴェーダの4つのゴールが頭に浮かび、本を手に取ってみました。
『アーユルヴェーダバイブル』という本に書かれている内容を抜粋します。


①カーマ(喜び)
喜びを意味する最も基本的な目標。私たちは誰でも幸福になり、苦しみを避け、感覚的経験の世界を楽しみ、感情的欲求を満たしたいという願いを持っている。

②アルタ(繁栄)
物質世界で富と財産を得ることを意味する。私たちは誰でも生きていくために不可欠な、食物、衣服、住まいを所有する必要がある。

③ダルマ(キャリア)
キャリアを意味する。能力、資質、技術、才能を認められて、地位を獲得し、人生における自分の役割を果たすことができることを表す。

④モークシャ(悟り)
悟り、至福、精神的解放、自分自身の本質の認識を意味する。

①カーマは、生命エネルギーの放蕩や消耗の原因になります。
②アルタは強欲と自己中心的な欲の原因になります。
③ダルマは名声、権力、支配を追い求める原因になります。
④モークシャはこの3つの目標への執着からの解放と、心が平和で喜びにある状態を表します。

モークシャに到達することはできるだろうか?とつい思ってしまいますが、この考え方はとても奥が深いなといつも思います。
アーユルヴェーダでもヨガでもモークシャは最終的な目標です。
悟りと言われても、私にはどんな状態なのかまだまだ理解できていませんが‥

様々な欲を持つ事は、人生を豊かにし、輝かせてくれます。しかし多すぎると自分も他人も傷つけたり苦しくなったりしてしまいます。
特に今の世の中は、カーマ、アルタ、ダルマの3つの執着を手放すことができる人が、自然にいきられるのかな?と考えています。
執着をなくし、自分の内面を見つめるのにはとてもいい時です。
今ヨガの哲学を再度勉強し直しているので、もっとスムーズに生きるためのヒントを見つけていきたいと思います。

あまり考え込まずに頭をクリアにするためには瞑想がやはりおすすめです。
是非日課に取り入れてみてください。


東京下北沢のアーユルヴェーダプライベートサロン Aditi
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