夏の過ごし方⛅

梅雨はどこに行ってしまったのかという真夏の暑さです。

雨が全く降らず、水不足も心配だし、どこまでも上がっていきそうな気温に恐怖を感じるほどです。

太陽は、力を奪うもの

月は、力を与えるもの

とアーユルヴェーダでは教えられます。これだけ太陽がギラギラしていると、私たちの体は様々な力が奪われ疲れ切ってしまいます。

サロンへお越しいただく方もだるくてしょうがないという方が圧倒的に多いです。

体力・消化力・免疫力などすべてが弱ってしまうので、無理せず自分をいたわってお過ごしください。


太陽を浴びることで、ピッタ=火のエネルギーが高まります。

火照り、灼熱感、強い空腹や喉の渇き、ニキビなどの皮膚の炎症、口内炎、目の充血などは起きていませんか?

ひどくなると、下痢や胃酸過多になり、食欲の低下による夏バテにつながります。

そして、汗をたくさんかくことで私たちの体は水分が無くなり乾燥します。

そうするとヴァータも乱れてしまうので、身体の痛みや疲れ、眠れないなどの症状も出てしまいます。

夏は、ピッタ体質とヴァータ体質の方両方とも要注意です!!

太陽光をたくさん浴びることや、ジメジメした暑さでピッタが上がります。一見ヴァータは関係なさそうですが、たくさん汗をかくことで体の中が乾燥したり、上がった熱を冷まそうという働きにより、冷性が増えてヴァータも乱してしまいます。


具体的にどうしたら良いのでしょうか?

〈すべきこと〉

・甘味、苦味、渋味を取る

・みずみずしく甘く熟した果物を食べる

・季節の野菜を食べる(きゅうり、レタス、ズッキーニ、しそ、オクラ、アスパラ、緑の葉野菜など)

・食事の量を減らし、お腹が空くようなら回数を増やす

・消化に良いスパイス(クミンやコリアンダーなど)を使う

・水分をたくさん取る

・夜はよく眠る

・短い昼寝をする

・ピッタ鎮静のオイル(ココナッツオイルなど)を使ってセルフアヴィヤンガをする

・運動は控えめに行う

・ぬるめのシャワーを浴びる、湯船の温度もぬるめで短時間

・洗顔時や帰宅時には、目を冷水でクールダウンさせる。

・日傘、帽子、サングラスで、頭と目を太陽から守る


〈避けるべきこと〉

・酸味、塩味、辛味

・消化に重い食べ物

・高脂肪の食べ物

・アルコールとカフェイン

・激しい運動

・スパイシーな食べ物(ニンニク、生姜、唐辛子など)

・常温以下の物を口にすること

・急激な温度変化


夏は体力の消耗が激しいので、激しい運動は避けて、しっかり休養を取ることが大切です。アーユルヴェーダでは昼寝は基本的にNGですが、夏場だけは食後すぐでなければ昼寝しても大丈夫らしいです。

食事は意識的に量を減らして、重たいものは控えましょう。夏はベジタリアンをおすすめされるぐらいなので、肉などの動物性タンパク質は控えると良いですよ。毎日は無理でも、毎食食べてたら1食のみ。毎日なら週4日とか、少しずつ減らしてみてください。

そして、とにかく水分補給!

ピッタドーシャは、火と水の元素からできています。汗をかいたのに水分を取らないと、体の中が火の元素だけになり燃えまくってる状態になってしまいます。

喉の渇きを感じる前に、水分を取る習慣をつけていきましょう。

夏祭りや花火大会、海水浴など楽しい予定もたくさんかもしれませんが、ここ数年の異常暑さはとっても危険です。体調に気をつけて楽しい夏をお過ごしください。


東京下北沢のアーユルヴェーダプライベートサロン Aditi

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Aditiは東京下北沢の女性専用アーユルヴェーダプライベートサロンです。 インドのアーユルヴェーダ医より学んだアーユルヴェーダの考えに基づき、手作りのオイルで心を込めてトリートメントさせて頂きます。 是非、本場のアヴィヤンガとシロダーラを体験してください。

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