アーユルヴェーダで考えるダイエット③
ここ数日とっても気持ちの良いお天気が続いてますね☀️
貴重な秋晴れ。暑さや湿気から解放され、食欲も上がってきて、ご飯がどんどん進んでしまうという方も多いと思います。
今のヴァータの季節は比較的重さのあるものを食べてもいい季節ではありますが、やはり食べ過ぎはNGです。
昨日アップしたように、アグニを整えることが体調管理にもダイエットにもとっても大切です。
今日はさらにアグニについてもう少し詳しく書いていきます。
アグニには4つのタイプがあります。
①サマアグニ
バランスの取れたアグニ。規則正しく穏やかな食欲がわきます。空腹感、重い食べ物、不規則または過剰な食事に耐えることができます。
②ヴィシャマアグニ
強い空腹感を感じる時と全く感じない時が交互に起きます。十分に消化できる時もあれば、膨満感や腸内ガス、便秘、下痢、過敏性腸症候群、腹部の不快感、疝痛に悩まされる時もあります。ヴァータタイプのアグニです。
③ティクシャアグニ
食欲が強く、消化能力も良好で、体重も過度に増えません。辛い食事や暑い場所での激しい運動などでアグニが過度に増えると、消化酵素を破壊します。アグニが強すぎるといつもより多く食べたくなり、消化が早くなり、代謝率も上がりますが、やがて消化不良、吐き気、胃酸過多、低血糖、胃痛、胃炎消化性潰瘍などが起こりやすくなります。最終的には下痢や感染症が原因で火が燃え尽き、アグニは弱くなってしまいます。ピッタタイプのアグニ
④マンダアグニ
代謝が遅く、食べすぎていないのに体重が増えやすいです。チーズなど重い、消化しづらい、油分が多い、甘い食品を食べすぎる。古いまたは冷たい食事や飲み物を取る、食事の時に飲み物を飲みすぎる、座りがちな生活スタイル、過剰な睡眠が原因で生じます。不規則な食事、過剰な断食、ストレス、大腸炎や慢性下痢などによって消化が阻害された結果でも生じます。
消化の火が弱いと粘液のつまり、頻繁な風邪や咳、おそいしょうか、腸の活動の鈍化、だるくなる、胃が重いと感じる、息切れ、倦怠感、食後の眠気、過剰な唾液、吐き気などの症状が起こります。カパタイプのアグニ。
今のアグニの状態はどれにあてはまりますか?どのアグニかを知ることで、より注意すべきポイントが分かってくるはずです。
昨日の生活の仕方や食事はすべての人にとって大切です。
そこに加えて欲しい、アグナの状態に合わせたポイントはまた明日書いていきます。
ご自分のアグニの状態を確認しておいてください。
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