回避すべき衝動
心と体が繋がっていることは、アーユルヴェーダに興味がある方だけでなく、全ての人が感じている事だと思います。
心がハッピーな時は、体も軽くやる気に満ちています。しかし、心が沈んでいると人と会うのが嫌だったりして体が重だるくなります。
つまり心か体か、どちらかが元気であれば引っ張られるように両方元気になるということです。
そこで今日紹介したいのは、心の不健康につながってしまう、回避すべき衝動についてです。
過剰になることで、多くの病気の根本原因になると言われています。
1.欲張り
2.深い落ち込み
3.恐怖
4.怒り
5.恥知らず
6.羨望
7.嫉妬
8.放漫
9.不安
10.暴力(言葉や態度)
11.売春
12.窃盗
13.身体的暴力
14.悪口
15.暴露
16.嘘をつく
17.TPOを考えずに話し続ける事
この17項目は、ダルニヤベガと呼ばれアーユルヴェーダの古典書にも載っているそうです。
ヨガの哲学とも繋がることが多く、ヨガスートラに載っている八支則の一番最初に来る「アヒムサ=非暴力」もしっかり入っています。
暴力をしないということは、誰かを殴ることだけではもちろんありません。つい口にしたことが知らず知らずに誰かを傷つけてしまうこともあります。
自分に対しても好きじゃないことを嫌々やり続ける。忙しすぎて寝る時間が取れない。など、自分への暴力をしていませんか?
今のコロナの環境は、いつ感染するか分からなく、先の見えない不安や恐怖。そこから、やりたい事ができないことに対して、落ち込んだり逆に怒りを覚えたり。
仕事が思うようにできない人などは、羨ましさや嫉妬もあるかもしれません。
疲れてて大丈夫じゃないのに、大丈夫と答えてしまう人、これも嘘をついている事です。
少なからず、この17項目のどれかは当てはまるのではないでしょうか?
少しであれば解消できても、過剰になると病気になります、ら
自分の中に沸き起こっている感情がどういうものなのかを観察して、増えすぎないようにコントロールをしていくことが心の健康へとつながります。
なかなか感情のコントロールは難しいですが、やはりおすすめなのは瞑想です。
私も集中しきれずまだまだ練習段階ですが、朝の習慣に完全に組み込むことはできました。
できてもできなくてもマット座って、目を瞑る時間を作り、呼吸に集中する。まずは心がざわつく日だけでも行ってみてください。深い呼吸をするだけでも少し落ち着いていくのを感じられると思います。
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