ストレスでお腹が硬くなる
大坂なおみ選手の会見拒否の問題。スポーツ選手も大変だなとだけ思い、ぼんやりニュースを見ていましたが、その後に「うつ」と発表されびっくりしました。
あれだけ世界の最前線で活躍されてる方なので、さぞメンタルも強いものだと勝手に思っていました。(ファンの方には申し訳ないですが、ただ結果をニュースで見るぐらいだったので人柄は全く知らなかったもので・・)
前回までメンタルヘルスについて書いていたのもあり、心の不調についても最近は良く考えています。
実際に私も些細なことでイラッとしてしまったり、お腹いっぱいなのにお菓子をたくさん食べてしまったり、やる気が起きなかったりなどちょっとしたことですが変化が出てきているように感じています。
コロナの影響は少なからず全員にあるのではないでしょうか?
ここまで長引き、オリンピックもどうなるのか?ワクチンはどうなるのか?何が正解か分からない毎日に、なんとなくモヤモヤが溜まっているように思います。
お客様も元気がなかったり、どよーんとして見えたり、疲れが出てしまっているなという方が多くなったように感じます。
そういう方は大体お腹が張っています。
お腹を触らせてもらうと、硬くなっていて指が入らなかったり、ガスが溜まっていてゴロゴロと音がなったりします。
ストレスはお腹に溜まるとも言われるほど、ストレスと消化管のつながりは密接です。
過敏性腸症候群という病気は、腸自体には異常がないのに、下痢や便秘が慢性的に続きます。これはストレスが原因で自律神経が過敏になり、腸の運動が過剰になることで起こります。
また胃炎や胃潰瘍も自律神経の乱れにより、胃酸の分泌が増え、胃への血流が減り粘膜の分泌が減ることが原因と言われています。
このように、ストレスによるお腹への影響は大きいと考えられます。
これらはストレスによる自律神経の乱れが原因と考えられるますが、アーユルヴェーダで考えると神経系はヴァータの乱れです。
ヴァータは乾燥の質や空間の質があるため、ガスが溜まりはってきてしまいます。
そんな時には、お腹のアヴィヤンガをしてあげてください。
自分の手でも、優しく触れてあげることでリラックス効果があります。
セサミオイルを使って油分を与えてあげることで、乾燥がおさまります。
ヴァータの場合は感覚が敏感になっているため、優しく触ってあげることも大切です。はりすぎていると少しの力でも痛みを感じるかもしれません。ほぐれてくると痛みは減ってきますが、気持ち良いなという程度まで、さするだけでも十分です。
一緒に頭と耳もマッサージしてあげると、脳と神経が落ち着き、より効果的です。
ふわふわのお腹になってくると、自然と体全体の力が抜けてリラックスできるようになってきますよ。
毎日5分だけ、ご自分を労う時間を作っていきましょう。
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