人生の3つの探求

エアリアルヨガインストラクター養成講座はひと段落つき、再びアーユルヴェーダにどっぷり溜まりたい気分なり、ここ数日はアーユルヴェーダの古典書『チャラカサンヒター』を開いています。
アーユルヴェーダは奥が深くて面白いなと思える本!
分厚い上に、難しい内容も多く、完全に理解するにはまだまだ勉強しなくてはですが、何度も読み返して理解して、お伝えできるようにしていきたいです。

今日はその中から、3つの探求(念願)の章について書いてみます。

3つの探求とは

損なわれることない精神と理解力と人間性と戦う勇気を持つ者、現世と来世での幸福を期待する者は、3つの探求をすべきである。3つの探求とは生命の探求、富の探求、来世の探求である。

生命の探求

最初に生命の探求をするべきである。なぜかというと、生命を放棄すると、全てを放棄することになるからである。生命の維持は、健康な人の場合は健康法を守ることによって、病人の場合は病気の鎮静に留意することによって達成できる。生命を維持することにより、長寿を達成することができる。

富の探求

生命の次にすべきことは富の探求である。生命を維持する資力なしに長生きすることほどみじめなことはない。だから、資力を得る努力をするべきである。資力を得る手段をを挙げよう。それは、農業、牧畜、通商貿易、宮廷勤務などである。さらに立派な人が難色を示さない職業、生活の維持ができる職業につくのが良い。このように働くことで、屈辱を受けることなく長い人生を送ることができる。

来世の探求

最後に来世の探求をするべきである。これには疑問がつきまとう。どのような疑問かというと、現世から抜け出した後も我々は存在し続けるのか否か、という疑問である。直接観察を盲信するあまり、知覚の限界を超えているという理由で、生まれ変わりを否定する者がいる。一方、生まれ変わりの根拠を教本に見出そうとする者もいる。さらに、教本にも見解に相違がある。例えば、人の誕生の原因は、父親と母親であると考える者もいれば、自然の理だと考える者もいる。また、他者(創造主)による創造だと考えたり、偶然によるものだと考える者もいる。だから、生まれ変わりがあるのかどうかは不確かである。


翻訳された原文をほぼそのまま載せています。
来世についての議論は続きがあるのでまた次回に載せていきますが、私たちがまずしなきゃいけないのは

生命と富の探求

コロナで大きく生活が変わり、命が優先なのか、経済が優先なのか、ずっと考えさせられてきましたが、それはどっちも大切って、5000年前から言われてる事ということが分かります。
ちょうど今日は投票日!
アーユルヴェーダのこの言葉が心に残ったので書いてみました。
一人一人が健康で幸せに送れる社会にしていきたいです。


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