五大元素の深掘り⑥ 〜地〜
五大元素の最終項目『地』のエネルギーです。
まずは空間ができて、動きが生まれ、摩擦によって熱が起こり、冷ますための水が生まれ、水によって固まり『地』ができます。
なんとなくのイメージでいいので、この作られ方が理解できますでしょうか?
アーユルヴェーダの理解にはイメージ力も大切だなと常々思っています。
アーユルヴェーダもヨガも目に見えないものに対してアプローチをしていくことが多いので、このイメージをいかに持つことができるかも必要な要素になってきます。
そして、今日は最後の『地』のエネルギーの紹介です。
〈性質〉
重い・粗い・硬い・遅い・安定・固体・密
〈働き〉
発育・密度・重さ・安定
〈動き〉
下方向
〈五感の対象〉
鼻 嗅覚に関係する
〈身体組織〉
臓器・骨格・歯・髪・筋肉・便など
目に見えるのも全てはこの『地』のエネルギーによります。
物質化されているもの、固体であるものです。
下向きのエネルギーがあるので重たく安定してますよね。
今見ているスマホやパソコンも重さがあり、下に力が加わっていて手を離したら地面に落ちてしまいます。
そうした安定や重さのエネルギーが『地』です。
私たち人間にも、心と身体に安定感を与えてくれる反面、体重増加やだるさ、やる気がないなどの感情にも影響します。
今日まで紹介してきた、5つの要素。
この要素をきちんと理解できると、みんな大好きなドーシャが分かりやすくなるので、こんがらがってきたらこの基本に戻ってみてください。
そしてこの五大元素を踏まえて、ドーシャも復習していきましょう。
次回からはドーシャについてもう一度ご紹介していきます。
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