肥満と痩せすぎについて⑤
よく聞かれる質問の一つに、「アーユルヴェーダで痩せれますか?」という質問があります。
前回までに書いてきたように、アーユルヴェーダでは痩せすぎも良くないとされているので適正な体重を目指すことができるというのが正しい解答かもしれません。
太っている人は痩せ、痩せている人は太れる。
チャラカサンヒターに載っている治療方針は
肥満の人を痩せされるためには、重性で栄養豊富でない食事をさせる療法が望ましい。一方、痩せている人の体格を増強させるためには、軽性で栄養豊富な食事をさせる療法が望ましい。
とあります。
真逆の食事をしろ!ということですね。
そして、
肥満の治療は、
①ヴァータを鎮静し、カパと脂肪を減少させる飲食物
②乾性強擦法(ウドワルタナ)
③グドゥチーとムスタの服用
④トリファラの服用
⑤ハチミツの服用
他にも様々載っていますが、日本では無理💦という薬が載っているので抜粋です。
カパの人、肥満の人もOKな甘味としては『ハチミツ』です。甘いものを何もかも我慢というのはかなり酷です。
ハチミツは非加熱で取る分にはとてもおすすめされていて、少量ならむしろ肥満の解消につながります。
そして、肥満にはヴァータも落ち着かせることが大切です。
ヴァータの乱れは一見痩せていきそうですが、ヴァータは何事も不規則なので、体重も増減を激しくしてしまうという傾向があります。食欲が異常に出てきてしまったり。
なのでヴァータも鎮静させてあげましょう。
グドゥチーとトリファラはサロンでも販売しております。
肥満解消で!というのはもちろんですが、免疫力を上げてくれたり、肌をきれいにしてくれたり、消化力を上げてくれたり、様々な効能があると言われています。
正直美味しくはないですが、自然なもので作られたハーブの薬なので、副作用などがなく安心して飲めます。
毎日サロンに来るのはもちろん無理!オイルマッサージやガルシャナも面倒という方は、内側から変えていける、内服というのもおすすめですよ。
日々の生活の仕方や食事を見直すのはもちろんですが、ハーブの力を取り入れてみてください。
効能や飲み方は、販売時に詳しくご説明しますので、気になる方はお問い合わせください。
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