ギーの活用法
気温が上がってきて、太陽もギラギラと力を増してきています。
すっかり夏だなと感じる気候になりました。
太陽の光を浴びすぎることで、ヴァータとピッタが乱れてしまいます。
最近サロンにいらっしゃる方は、ピッタが上がって目に不調が出ている方が増えました。
目の充血や霞目、疲れ目など、症状は様々ですが、小さいお子様がいて日中公園にいくなど炎天下にいる時間の長い方が多いです。
太陽を浴びる事で、ピッタが上がり、ピッタの居場所である目に不調が出ていると考えられます。
そこでおすすめしたいのが、ギーの活用です。
ここ最近、みんなにおすすめしてますが、まだまだ認知度が低いなと感じているので、再度良さをお伝えしたいです‼️
アーユルヴェーダでは、ギーは奇跡のオイルと言われるぐらい、誰でも取った方が良い、万能オイルです。
アーユルヴェーダの古典書の『チャラカサンヒター』には、ギーについて以下のように記されています。
記憶力・知力・消化力・精力・オージャス(活力素)・カパ・脂肪を増大させ、ヴァータ・ピッタ・毒物・錯乱・疲労・不幸・発熱を除去し、全ての油脂類の中で最も優れている。
ギーの味は甘味、性質は冷性、消化後の味は無数であり、用い方によって無数の効果を上げることができる。
ヴァータ体質の人、ピッタ体質の人、ヴァータとピッタ性の病気の人、視力を強くしたい人、怪我をした人、痩せた人、老人、子供、体力のない人、寿命を伸ばしたい人、太りたい人、子供が欲しい人、若々しさを求めている人、消化力・活力・記憶力・知恵・燃焼力・理性・感覚機能を上げたい人、灼熱感・外傷・火傷によって苦しんでいる人に良い。
これを読むだけでも、スペシャルなオイルだなと感じてもらえると思います。
もちろん料理に使って食べることも良いです。
野菜やお肉などをソテーするだけでコクが出てとっても美味しくなります。
スープなど汁物に入れたり、ミルクやコーヒーに混ぜることで簡単に摂取できます。
ただ食べる以外にも活用法があります。
ポイントは冷性!つまり冷ます質があるという事です。
火傷や口内炎などに塗ると、治りが早くなります。
上にも書いたように、ピッタの居場所である目は温めてはいけないのでこの冷性のオイルがぴったりです。
目の周りに塗るだけでも良いし、可能な方はぜひ目薬のように使ってみてください。
しばらくボヤッとしますが、すぐに馴染みその後はすっきりします。
私も毎日やっていますが、白目がきれいになってきたように思います。
ドライアイも感じることがありません!
点眼はハードルが高いと言われがちなんですが、慣れればとっても簡単だし効果が分かりやすいのでおすすめです。
是非皆様試してみてください。
東京下北沢のアーユルヴェーダプライベートサロン Aditi
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