太陽の力が弱まる「冬至」

今日は冬至です。カボチャを食べる。ゆず湯に入るなど、予定している方も多いのではないですか?

昼の時間が一番短いと言うことは、太陽の力が一番弱まることを意味します。

アーユルヴェーダでも、太陽はとても大切な生命エネルギーです。

太陽のエネルギーは、私たちの身体では主に消化・代謝つまり「アグニ」と深く結びついています。

このブログを読んでくださってる方は、アグニはもうご存じの方が多いと思います。

ドーシャと並び、健康に欠かせないアグニは、まず一番に整える必要がありますが、太陽の力と直結するため太陽の力が弱いときには一緒に体内のアグニも弱まりやすいです。


アグニが整っていれば、

・消化がうまくいっている

・代謝がスムーズ

・思考がクリア

・意欲が自然に湧く

逆に弱まると、

・消化不良や冷え

・だるさ、無気力

・気分の落ち込み

・判断力の低下

このような症状は出ていませんか?私も寒さに負けて動けないとなってしまっていたので、アグニのせいかもとこれを書きながら反省しています。


冬至の時に意識して欲しいことは

・身体を冷やさない
・温かく消化に良いものを食べる
・規則正しい生活でリズムを整える
・オイルマッサージで潤いを与える
・朝の光を浴びる(5〜10分でOK)
・白湯などの温かい飲み物で一日を始める
・食事は「温・油・消化しやすさ」を意識
・夜は早めに休み、火を守る

これらを行い、アグニを守ること弱らせないことが重要だとされています。

是非意識して過ごしてみてください。


これから本格的な冬を迎えますが、だんだんと日は長くなり、太陽の力が強くなるとともに、私たちの身体も力が漲っていきます。

冬至の今日がちょうどその転換点です。

本来は冬が一番消化力・体力・免疫力などが高まる季節です。

その自然の流れに乗れるように、今の太陽が弱まっている時を丁寧に過ごしてみてください。


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