ギーとは?

はじめて、新大久保のインド食材屋さんに行ってきました‼️
韓国のイメージだったけど、道が違うと全然雰囲気が違ってて楽しかった〜。
インドで見かけたスパイスや豆、生のアムラなんかも売っててすごい。
急に思い立ったので何を買っていいのか分からず、とりあえずギーと生アーモンドを買ってみました。
インドのスーパーでも見かけたパッケージの可愛いギー。200mlで600円でした。
大きいので買うともっとお得でしたよ!
ギーとは、アーユルヴェーダの万能オイルです。バターから(本来は牛乳から)不純物を取り除き、純粋な油分にしたものをギーと言います。
アーユルヴェーダの古典医学書、チャラカサンヒターには「ギーは治療や料理に使用すると記憶力、知力、消化力、精力、生命力を増大させる。使い方により無数の効果を上げることができる」と載っています。つまりとってもいい効果がたくさんあります。

ギーの特徴

①全てのドーシャを鎮める。
②消化力を高める。
③純粋な油分なので、乳糖不耐症の人も利用できる。
④飽和脂肪酸が大半を占めるが、その中でも中鎖脂肪酸の割合が多い。飽和脂肪酸は摂りすぎに注意が必要だが、中鎖脂肪酸は結合が短いため、直接肝臓に運ばれて素早くエネルギーになる。そのため体に負担がかからず、脂肪となりにくい。
⑤ブチル酸が多く含まれ、ビフィズス菌などの善玉菌を増やし、T細胞という免疫細胞を増やす働きがある。
⑥肌や目、体の健康に欠かせない栄養素である、ビタミンA.D.Eが豊富。
⑦ギーはバターと違い、純粋な油分で不純物が無いこと、脂肪酸は飽和脂肪酸がメインであること、またビタミンEも豊富なことから酸化しにくい長期間保存できるオイル。
 

ギーの効果効能

①免疫機能を高める
バターに多く含まれるブチル酸(酪酸)が免疫機能に働きかけ、免疫細胞の一つであるT細胞を増やす。T細胞の働きはウイルスから体を守ったり、癌細胞から体を守ったりと様々な免疫機能に関わる。ブチル酸だけでなく、免疫にかかわる大切な成分であるビタミンDも多く含まれている。
②炎症やアレルギーの緩和
T細胞は炎症やアレルギーを抑える働きがある。ブチル酸が豊富なギーはそのT細胞に働きかけるので、アレルギーの症状を緩和させたり、炎症が原因の不調を緩和させる。
③エネルギーを供給
ギーに含まれる飽和脂肪酸は、中鎖脂肪酸が多くを占める。中鎖脂肪酸は、直接肝臓へ行き、すぐにエネルギーに変換される。
④脂肪がたまりにくい
中鎖脂肪酸は、すぐにエネルギーになるので、脂肪分が体にたまりにくいため肥満になりにくい。
⑤善玉コレステロールを増やし、悪玉を減らす。
⑥目の不調を改善
ギーに豊富に含まれるビタミンAの効果により、目の健康維持、視機能の改善。
⑦抗酸化作用
ビタミンE, A, リノール酸、ブチル酸といった成分は、抗酸化作用に優れている。
⑧ドーシャのバランスをとる
アーユルヴェーダの理論からすると、ギーは全てのドーシャを鎮静させる数少ない食材の一つ。どのドーシャにも合うので、様々な料理に多用できる。しかし油なので摂りすぎはカパを増やすので注意する。
⑨消化機能を促進
アーユルヴェーダの健康で一番大切な、消化力を高める働きがある。消化力を高めるが、ピッタは増悪させない。
⑩オージャスを高める
オージャスとは「生命エネルギーのもと」とも言われ、生命力や免疫系に関わっているもの。全ての組織のオージャスを高める。

その他ありすぎる効能

アーユルヴェーダで万能油であるので、ギーの効果は使い方によってまだまだ沢山あります。アーユルヴェーダではこのような作用もあると言われています。解熱、疲労回復、血行促進、強壮、傷の治癒、便秘解消、大腸炎や潰瘍の改善、鼻の不調改善、傷やアトピーの治癒効果、デトックス効果、アンチエイジング・・・。


こんなにたくさんの効能すごいですよね!
いい事だらけのギー、使い方についてはまた後日アップしたいと思います。
是非また見に来てください。

東京下北沢のアーユルヴェーダプライベートサロン Aditi

Aditiは東京下北沢の女性専用アーユルヴェーダプライベートサロンです。 インドのアーユルヴェーダ医より学んだアーユルヴェーダの考えに基づき、手作りのオイルで心を込めてトリートメントさせて頂きます。 是非、本場のアヴィヤンガとシロダーラを体験してください。

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