アーユルヴェーダの基本 〜ダハトゥについて〜

アーユルヴェーダの基本シリーズを始めて、今日で12回目‼️
自分の頭の中の整理のためにもと思って、やりだしたけど伝わってますか?
専門用語も多く、こんがらがっている方は、是非直接ご質問下さい。

そして今日はアーユルヴェーダでいう完全なる健康のための一つ。
『ダハトゥ』についてです。(本によってはダートゥと訳されます)
私もこの辺から挫折した経験があり、専門的すぎてこのブログでも避けてきていました。
でも、この期間でアーユルヴェーダの勉強を復習したり深めていく中でとっても大切だなと感じたので、頑張って書いていきます‼️

ダハトゥ=体の第二の構成要素です。
第二ということは、第一は?と思いますよね。第一はドーシャです。
そして、このダハトゥが第二であり、体の組織を形成しているものです。
これらは7つあるのでサプタダハトゥと呼ばれています。

体を維持し形成するもの

なのです。

〈サプタダハトゥ〉
①ラサ   循環を意味する(血漿・母乳)
②ラクタ  色を与える(血液・赤血球)
③マンサ  体の形の保持(筋肉)
④メーダ  脂質・脂肪細胞(脂肪)
⑤アスティ 体を支える(骨・歯)
⑥マッジャ 最も内側(骨髄・神経組織・脳みそ)
⑦シュクラ 種(精液・卵子・生殖器官)

この7つの順番がとても大切です。
私たちが食べ物を食べると、アグニによって消化され、体全体に栄養素が届きます。
その時に形成されていく順番がこの①〜⑦の順です。
間にはスロータスと呼ばれる管があり、途中で詰まったり異常があると次が形成されないということになります。

良い食事をして、良い栄養素を作り、最後のシュクラができるまでの流れをスムーズにする。これが健康です。
まず今日は、ダハトゥとは何か?どういう順番で作られていくのか?を知ってもらえると嬉しいです。
これを見ると、今不妊治療をする人が増えている理由がわかる気がしませんか?
正常なシュクラを作るためには、この7つの工程を乗り切らないといけないんです。
途中で異常があれば次に行けない。最後のシュクラまで行くには、良い食事・良い消化・そして吸収して滞りなく届かせる。全ての動きが大切になります。
たくさん伝えてきているアーユルヴェーダ的生活!不調がある人はそれによって改善していきます。

明日はさらに掘り下げていきたいと思います。



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