アーユルヴェーダの基本 〜サプタダハトゥ〜

昨日のブログで、ダハトゥについて書きました。
この辺から、アーユルヴェーダはやっぱり医学なんだなぁと感じ難しいと感じてしまう人もいるかもしれません。
でも知っておくと、どこが悪くてこのような症状に現れているのかが分かってきます。
健康診断の結果を見て照らし合わせたりも楽しくなりますよ。

昨日は7つのダハトゥの紹介をしました。
どんなものがどのように分かれていて、どの順番でできるのか?まずそこを理解してもらいです。
そして今日はそれぞれの機能について簡単に説明します。

①ラサ
〈働き〉
全身の細胞に栄養素を送り、全ての器官に活力を与える。体に水溶液を循環させ、電解質を維持する
〈乱れた時の症状〉
食欲低下、怠さ、全身が重い、せきやたん、スタミナや体力の減少、体の痛み

②ラクタ
〈働き〉
全ての細胞に酸素を運ぶ。赤血球があり赤い。愛情や信頼に関係する
〈乱れた時の症状〉
皮膚・目・尿が赤みがかる。
赤い斑点ができたり、ニキビ・吹き出物・帯状発疹などの皮膚炎。
鼻血などの出血。
血液の病気。
エネルギーの低下や動機

③マンサ
〈働き〉
体の全ての筋肉は、体をつなぎ合わせ、内臓器官をカバーし、体格を形成している。
〈乱れた時の症状〉
筋肉が異常に大きくなる、または異常に痩せる。
体重増加、関節の痛み
潰瘍やイボ、リンパ節疾患

④メーダ
〈働き〉
お腹・お尻・太腿に多い脂肪細胞。
全身の潤滑油の働き
〈乱れた時の症状〉
余分な脂肪の蓄積、肥満
過度な発汗と不快な体臭
糖尿病などの高血糖による疾患

⑤アスティ
〈働き〉
筋肉と筋肉をつなぎ合わせ、体を支える
〈乱れた時の症状〉
骨の過剰な成長や歯の余分な形成
歯の痛みや虫歯などの問題
骨・背中・関節の痛み

⑥マッジャ
〈働き〉
骨の内側にあり、頭蓋骨の中も守っている
免疫力を司る
〈乱れた時の症状〉
目や体が重たくなる(頭蓋骨が押されている感じがする)
立ちくらみやめまい
ヴァータドーシャの増加

⑦シュクラ
〈働き〉
新しい生命又は細胞を作る
体力・活力・スタミナを与える
〈乱れた時の症状〉
精液の異常や減少
不妊・流産
不規則な月経や月経痛、月経障害
生殖器官や泌尿機関の病気
艶がなくなり、体力や精神的にも弱る

前後で支え合い、補い合って体は形成されています。
どれも適量にあるのが良い状態です。
ありすぎてもなさすぎてもいけません。

ドーシャとダハトゥはお互いに影響を受けています。
ドーシャの乱れにより、ダハトゥも乱れ症状が出ることもあるので、まずはドーシャを整える。
以前紹介した整え方を参考にバランスを取るようにしていきましょう。


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