梅雨の過ごし方🐌
あっという間に6月に入りました。
6月といえば「梅雨」
ジメジメとした嫌な季節がもうすぐ訪れます。
アーユルヴェーダでは、季節の過ごし方をとても重視しています。
それは、気温や湿度、太陽の位置などによって、ドーシャが乱れ体調に変化を起こすためです。
梅雨の季節は特に難しく、トリドーシャ全てが乱れると考えられています。
・風が強く、肌寒い、気温の変化→ヴァータを乱す
・ジメジメと蒸し暑い→ピッタを乱す
・雨が続き湿気が多い、体が冷える→カパを乱す
このように、天気や温度により全てのドーシャが乱れてしまい、しかも毎日のように変化してしまうのが梅雨の季節です。
私たちは一人一人体質が違い、乱れやすい要素も人それぞれです。
梅雨時期は普段以上に、今の様子を丁寧に観察して、今に合わせた食事や生活スタイルを選択していく必要があります。
不調を感じた時は、普段以上に増加している質と、反対の質を取り入れることでバランスが整いやすくなります。
例えば、
・冷たい湿気が身体にまとわるような冷えを感じる時ー乾布摩擦などで乾燥と熱を与えてみる。
・湿度の変化や強風で、身体が冷たく乾燥している時ー温かい質をもつセサミオイルなどでマッサージを行う。
・暑い日ー冷たい質を持つココナッツオイルを塗る。
ご自分の「今」を丁寧に観察して、その時々にあった適切な方法をチョイスして、より効果的にケアしていきましよう。
またこの時期の温度・湿度変化など、日々の激しい変動は、体力を消耗させてしまいます。
なんだか疲れが抜けない。やる気が起きないという方もいるのではないでしょうか?
消化力(アグニ)も弱まりやすい時期。
消化力が低下している時は、
・食後に胃が重く感じる。
・便秘もしくは下痢。
・ガスが多い。
・食欲がない。
などの状態になります。
お腹がすいていないのに、時間だから食べる。
体力をつけなくてはと無理に食べる。
などは、消化力をさらに低下させる原因となりますので、
お腹がすいてから、ご自分の今の消化力に見合った量で、温かく消化の良い食べ物を食べましょう。
そして一番大切なことは、変化に耐えられるようなベースを作っていくことです。
・早寝早起き
・消化の良い食事を取る
・甘いもの、脂っこいもの、アルコールなどを取りすぎない
・食事は腹八分目を心がける
・適度な運動
・適切な睡眠時間の確保
・睡眠環境を整える(光・寝具・温度など)
いつでも言われる『規則正しい生活』
それに勝るものはありません!!
忙しい毎日だと思いますが、睡眠時間を確保して、できるだけ自炊をする。そして食べ過ぎない。
階段を使ったり、一駅歩いたりなどからで良いので運動も取り入れていきましょう。
梅雨を元気に過ごすことで、夏の体調は大きく変わります。今年の夏の暑さも平年以上と予想されているようです。
夏バテしないように、今から見直していきましょう。
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