アーユルヴェーダの正しい食事とは?
皆さんは食事を摂る時に、どんなことを気にしていますか?
カロリー、栄養素、美味しさ、時間、好みなど、色々上がると思います。
健康な人は、今の自分に必要な物を必要な分だけ欲することができると言われています。
ただ私たちは、ついつい欲に負けて、もうお腹いっぱいなのに食べてしまったり、ジャンクフードやお菓子など身体に良くないんだろうなと思いながら食べていたりと自然とは反することをしてしまいます。
飽食の時代になり、簡単に食べ物が手に入るためカロリー的には食べすぎてしまってる方が圧倒的に多いのではないでしょうか?
サプリメントを取り入れている方も多いように、身体に良いと言われるとプラスでどんどん取ってしまう傾向にあるように感じています。
どんなに身体に良い物でも食べすぎると、身体には毒になってしまいます。
(先日のネットニュースで、マツコデラックスさんが、コロナ療養中に毎日納豆を6パック食べていたら痛風になったという記事を読みました。)
適量を知ることが大切だなとこの話を聞いて改めて感じました。
食事は取り方しだいで、病気を治すことも病気になることも両方あります。
つまり、正しい食事とは
食物の性質や食事の仕方が健康に役立つ物であること
これが大前提です。
素材の性質、調理法、食べ合わせ、適量、消化されてから食べる
これらを知っていくと食事選びのときに役立ちます。
①性質
例えば、牛肉は重、熱の質を持ち、きゅうりは軽、冷の質があります。全く正反対の質です。消化力の高い冬の寒い日などはお肉を食べ、消化力が下がり夏バテ気味の時にはきゅうりを食べる。など、今の自分の状態に合った食材を選びます。
②調理法
加熱することで消化に軽くなります。ギーで炒めるなど油分を加えることでヴァータを落ち着かせます。高温調理(揚げ物)などはアーマ(未消化物)を作りやすいです。
③食べ合わせ
果物と食事は一緒に取りません。果物とヨーグルトもNG。牛乳も肉や魚、塩味との組み合わせはおすすめしません。
④適量
食事の量は、液体:固体:空間=1:1:1
です。これだと腹八分目でも食べ過ぎです。
⑤消化されてから食べる
前の食事が残っているところに、さらに食べてしまうと未消化物が体内に残ってしまいます。必ずグーとお腹がなるぐらい空腹になってから次の食事を取りましょう。逆に言うと、次の食事までに消化できる分だけを食べるようにしましょう。
このポイントを意識するだけでも、食事の選び方が変わってくると思います。
私たちの体は食べる物でできています。
是非頭の片隅に入れて、良い食事をしていきましょう。
東京下北沢のアーユルヴェーダプライベートサロン Aditi
本場インドで学んだアヴィヤンガ&シロダーラをお試しください。
詳しいメニュー、ご予約はこちら↓↓
0コメント