消化に「軽い」ものを選ぼう

夏の疲れがでて、夏バテ気味でお腹が空かない、胃が重たいという方は多いのではないでしょうか?

秋に向けて、少しずつ消化力は上がっていきますが、今年はまだまだ暑い日が続きそうなので、消化力も落ちきらないようにしっかり対策していきましょう。


アーユルヴェーダでは、消化と代謝をアグニと言います。

このアグニが弱って未消化物ができると病気になると言われています。

そのため、今の季節の弱り切ったアグニに合わせた食材、調理法、量を選んでいくことが大切になります。

食事選びのポイントととしては、消化に「軽い」ものを選ぶということです。

アーユルヴェーダでは、消化に対して、重いと軽いという表現をしますが、それはどういうことかというと、


〈重い〉

・消化に時間がかかる

・生もの

・調理工程が複雑なもの

・脂肪分の多い

・水分の多い

・冷たいもの


〈軽い〉

・すぐに消化する

・加熱してある

・切って焼く、煮るだけなどシンプルな工程のみ

・乾燥したもの(油分も水分も少ない)

・温かいもの


これらを参考にしてみてください。

また動物なら大きくて動きの遅い牛は消化に重くなり、小さくて動きの速い鳥は軽くなります。

お米なら、繊維も多く水分も多い日本の玄米は消化に重く、インドのパラパラのバスマティライスは軽くなります。

調理工程も、とんかつで例えると、塩胡椒で下味をつけ、小麦粉→卵→パン粉をつけてさらにあげる。カツ丼にしてさらに煮込んだらどんどん工程が増えていきます。ただのパークソテーの方がシンプルなので消化に軽くなります。凝った料理をしなくて良いのは特に暑いこの季節はありがたいですよね。

この性質を理解するだけでも、選ぶ食事が変わってくるはずです。

お腹があまり空かない時には軽いものを選び、逆に食べても次の食事までもたず、すぐにお腹が空いてしまうなら重たいものを選ぶ必要があります。

自分のアグニを確認しながら、献立も考えてみてください。


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