トリマラ=3つの排泄物 ①

今日で4月も終わりです。そして、今年はいつもと違うGWです。
私は今までカレンダー通りの休みという経験がないので、きっと残念感が少ないと思いますが、こんな良いお天気だとお出かけしたくなっちゃいますね。でも、今が耐える時です。お家でのんびり過ごしましょう。

私の唯一のお出かけは、朝のランニングです。買い物も全く行ってない・・。
最近は公園も川沿いも緑道もどこも人が多いので、住宅街を走るようになりました。いつも道に迷うけど、新しい道を発見するのは楽しいです。
今日も近所だけど知らなかった公園を発見‼️
満開のツツジとカラフルなブランコと青空が素敵で思わず写真撮ってみました。
わざわざ遠くに行かなくても色んな発見があるものですね。


そして、今日からは昨日紹介したトリマラ(3つの排泄物)について。一つずつ書いていきます。
まず、一番大切なのは、『便』です。
なぜなら、有害物質の排泄は75%が便からされているからです。
便とは消化器官で消化できない物質と細胞から生まれた物質からできています。細胞一つ一つも常に活動していて新陳代謝を繰り返しています。その過程でいらないものが出てきてこれが便となります。全く食べてなくても便が出たり、お腹の中の赤ちゃんが便をするというのもこの細胞の代謝によって作られているからです。

便は不要なものではありますが、体にとって重要な機能もあります。
①アグニ(消化)の作用をサポートする
②体を支えて、強度を与える
ある一定期間、体に留まっていることで大腸におけるヴァータとピッタのバランスを取ります。大腸を支え、強度を与える役割もあります。便が全く無いと体が支えられません。
つまり、便は出ればいいというわけではありません。
定期的に適量の排泄が求められます。

体内で便が増えると・・
・おならが増える
・体が重たくなる
・お腹の張り
・不快感
体内で便が減ると・・
・心臓、胸部、肋骨の痛み
・脇腹の痛み
・腹痛や腰痛
それぞれ様々な症状として現れます。
特に減っている場合は、ヴァータの異常で便秘になり、あちこちの体の痛みが出てきます。

決まった時間に腹八分目の食事
適量の油分が含まれている食事
水分の摂取

この3つを心がけていくことで、排泄は改善されていきます。
そして、毎日の便がどのような状態なのか?

〈ヴァータ〉
力まないと出ない。
乾燥してコロコロしているか、細い。
残便感がありすっきりしない。
1日に少しずつ何度も出る。

〈ピッタ〉
柔らかすぎる。
下痢気味。
炎症感があり、お尻がヒリヒリする。

〈カパ〉
毎日無理なくすっきり出る。
水っぽく重たく沈む。
ベタッとして、便器についてしまう。

ドーシャの乱れによってこのような状態になりやすいです。
日によっても変化があるはずなので、チェックしてバランスを取るようにしていきましょう。


東京下北沢のアーユルヴェーダプライベートサロン Aditi
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