アーユルヴェーダの薬の面白さ
昨日載せた、西洋医学の薬とアーユルヴェーダの薬の違い。
読んで頂けましたか?
アーユルヴェーダの薬は一つの症状だけではなく、幅広い効果を期待でき、副作用がない。それはすごいことですよね。
そして、アーユルヴェーダに限らず、中
医学(漢方・鍼灸・按摩・薬膳・気功など)は人の内側のバランスとその人を包みこむ自然や環境などの全体の関わりを診ていくのが特徴です。
あらわれた症状と原因を調べて、体質に合った適切な治療をするオーダーメイドな医学です。
そして、体質に合った養生法によって病を未然に防ぐ、予防医学でもあります。
ドーシャ、五行、陰と陽、太陽と月などの色々な言葉がありますが、バランスを整えてことも共通点です。
異なる点では、アーユルヴェーダの治療では薬草を粉末にした内服薬の他に、薬草の抽出成分を含んだオイルが頻繁に使用され、浄化という考え方がある事が違ってきます。
アーユルヴェーダのハーブは最も効果が発揮できるように形状や収穫時期も決まっていて、特許も取らなくてはいけないそうです。
形状では
①ハーブな蒸留水
②砂糖を加えた発酵物
③ペースト状
④金属と混合したもの
⑤粉末
⑥薬用ギー
⑦錠剤
⑧抽出液
⑨薬用オイル
と様々です。
どの形状が一番吸収しやすいかを考えて、ドクターは処方するということです。
残念ながら日本では手に入らないものも多く、アーユルヴェーダ医も少ないため、アーユルヴェーダ=医学としての認識はほとんどないです。
でも、当サロンでも使用しているオイルは、インドからハーブを取り寄せ、ドクターに作り方を聞いて手作りしたオイルです。
抽出したハーブにより、痛み・肌荒れ・つまり・むくみ・こり・認知機能・不安などたくさんの効果を期待できるものをそれぞれとりそろえています。
皮膚から5分ぐらいで体内の奥まで吸収されると言われています。その皮膚からの吸収というのも薬と考えると面白いですよね。
西洋の薬のように一回で劇的に変わるということは少ないですが、続けることで少しずつ変化を感じていただけると思います。
過去のブログではオイルの紹介も少ししてますので、興味のある方は読んでみてください。
東京下北沢のアーユルヴェーダプライベートサロン Aditi
手作りの薬用オイルで心を込めて丁寧にマッサージさせていただきます。
本場インドで学んだアヴィヤンガ&シロダーラをお試しください。
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